バイオグラフィー

フォビドゥン (FORBIDDEN) は、アメリカ カリフォルニア州サンフランシスコ出身のスラッシュメタルバンドである。1985年に結成され1997年に解散した。スレイヤーに加入したポール・ボスタフが在籍していたバンドとして有名である。

1985年の結成当時はにフォビドゥン・イーヴル(FORBIDDEN EVIL)と名乗っていたが、バンド名に「EVIL」が入っているため、悪魔的イメージを持たれることが多かったのを懸念したバンドは1987年にフォビドゥンに改名した。

アメリカ西海岸で一緒に活動していたエクソダス、テスタメント、ラーズ・ロキット、ヒーゼン、デス・エンジェル、ヴァイオレンスといったスラッシュメタルバンドはいずれもベイエリア・クランチと呼ばれる、ザクザクとしたソリッドなリフ・カッティングを特徴としていたこともあって他のスラッシュメタルとの差別化を図る意味でベイエリア・スラッシュと呼ばれていた。中でもフォビドゥンはスラッシュメタルでは珍しい、ハイトーンで歌い上げるボーカルを擁し、デモ・テープの段階からベイエリア・スラッシュ・シーンの期待の新人として有名であり、1988年にオリジナル・バンド名を冠した『Forbidden Evil』でデビューを飾った。翌年の1989年5月にはオランダで開催されたメタル・フェスティバル「ダイナモ・オープン・エアー」にアーマード・セイント、サヴァタージ、セイクレッド・ライク、ホーリー・モーゼスらと共に出演した。

しかし、1990年代初頭のニルヴァーナ、パンテラの台頭や、メタリカのブラックアルバムのヒットに影響され、メタル・シーンがヘヴィでグルーブ重視の方向に進む中、フォビドゥンもスラッシュメタルからミドル・テンポ主体のヘヴィ・ロック路線に音楽性を変更したため、ファンの支持を得られず、活動規模も縮小してしまう。その後、数枚のアルバムをリリースしたものの、結局1997年に活動を終了した。

2001年に癌との闘病中だったテスタメントのボーカル、チャック・ビリーの為のベネフィットイベント「スラッシュ・オブ・ザ・タイタンズ」にエクソダス、テスタメント、デス・エンジェル、ヴァイオレンス、ヒーゼン、ラーズ・ロキットらと共に出演するために、フォビドゥン・イーヴルの名で一回限りの再結成ライブを行った。

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